今年の登り初めに丹沢の
仏果山 に行ってきました。15年前にエミさんとのデートで登って以来。あの頃は今のように登山がブームではなく、道中まったく人がいず、真夏で暑かったのでパンツ一丁で登った記憶がある。
手元の登山地図は例のごとく高校の時買った、なんと宮ヶ瀬湖がまだ載っていない頃のものしかなく、計画がたてにくいったらない。現場で湖畔を何往復かし下見をした。今回はゴール地点に自転車をデポする
「川下り方式」 。あまりにお手軽登山なので、そうでもしないとワシが面白くない。
出発して1時間ほどで頂上に着いてしまった。15年前の雑草だらけで寂しかった頂上と違い、テーブルとベンチがあちこちにあり、人もざっと50人はいたろうか。エミタイリュウが昼食をとる間、ワシはもうひと汗流しに
高取山 を往復した。コースタイム60分のところを35分。軽装で尾根を走るとまるで天狗か忍者にでもなった気分で実に気持ちいい。なるほどトレランの魅力はこれなんだな、とちょっと分かった。
昼食後、自転車の待つ土山峠を目指す。この狭い尾根道がとても気持ち良かった。大半の登山客はこの道を通らないがもったいない!尾根が終わり森に入っても明るい雑木林。鼻唄が出る。
自転車に無事再会し、ワシは湖畔の7㎞の道をサイクリング。エミタイリュウは同じ道を途中の駐車場まで歩く。湖と沈みゆく夕日をを左手に見ながらの快適なポタリングだった。車に自転車を積み待ち合わせの駐車場へ。無事今日の登山がが終了しました。
今日のコースは夏は葉っぱに覆われて景色はほとんど見えないだろう。冬限定のお手軽だけど満足度の高いコースだと思う。冬はどんな山に登っても気持ちがいいもんだ。






- 2016/01/11(月) 20:52:23|
- 山登り
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今年の登り納めに
三頭山 に登ってきました。初めての山です。
峰谷橋からの6時間コースと都民の森からの3時間コース、どちらにするかを多数決できめたら1対3で都民の森になった。「所詮セラピーロードだろ。そんなの山登りじゃねーよ!」とふてくされ気味のワシ。しかし前回の大菩薩では、ワシがロングコースを強行採決したので折れた。
しかし歩き始めて、その明るいブナ林の雰囲気に不覚にも気分が上がってしまい、つい
「いい道だなぁ」 とつぶやくとすかさずエミさん、
「短くてもいい山でしょ!」 。
うすうす感づいてはいたが三頭山はみっつの山頂が隣り合っていた。東峰1527m、中央峰1531m、西峰1524m。一番低い西峰が見晴らしが良く、真っ白な富士山が目の前にそびえていた。しかし昨日もたくさん見たし、このところ富士山を見すぎていたせいか感動がなく写真も撮っていたなかった。
下りは三頭大滝までコースタイムで60分と85分、25分の違いがあるふた通りの道があり、エミタイリュウ対父ちゃんで分かれて
競争 した。もちろんワシが85分コース。子供たちが
「打倒父ちゃん!」 で異常に燃えていた。
無事ワシが10分早く大滝に着き面目を保つ。リュウゾー激しく落ち込む。コイツはいつもそう。勝負事に全身全霊をかける。やっぱり将来競輪選手だな。
終わってみればたっぷり遊べて、それでも明るい時間に戻ってこられるステキなコースだった。いい登り納めになりました。来年も色々な山を登れますように!









- 2015/12/30(水) 20:58:03|
- 山登り
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今日はタイゾーが剣道の試合だったのでエミタイとケンリュウ別行動の休日となった。思えばリュウゾーと二人で出かけたことがほとんどない。山にはまだ一度も二人で登ったことがない。そこで二人で
大岳山 に登ることにした。
タイゾーとはまったく違うな、当たり前だが。とにかくメンタルが強い!出発が遅れたのでだいぶ早いペースで歩いたのだが弱音ひとつはかずに付いて来る。それどころか最近 「ひどいクセ」 になっている
「口笛」 をずーーーーっと吹いている。上り坂でも。よく息が切れないもんだ。口笛を吹かないと思うとずーーーーっとしゃべっている。こいつこんなにおしゃべりだったのか。
前方に子連れのファミリーがいるとペースを上げ追いつき追い越す。途中休憩してても後ろからさっき抜いた子供が近づいてくると大急ぎで歩き始める。子連れでなく大人のグループやカップルも射程距離に入ると追いかける。極度の負けず嫌い。面白い男だ。
コースタイムより断然早く歩いたが、それでも御岳山駅に付いたのは16時頃。だいぶ暗くなり始めたし、なんだか気分がいいし、それに今日はよくがんばったからケーブルカーに乗って下るか!と思ったが父ちゃん痛恨の
財布忘れ (゚Д゚|||) また1時間の道のりを歩き始めた。
ケーブル下駅で
蕎麦太郎カフェ をのぞくと章ちゃんがいた。かくかくしかじか。。。話をするとコーヒーとジュースをご馳走してくれた。沁みたよ、章ちゃん(T_T)
心も身体も温かくなり再び真っ暗な道を歩き始める。下の大鳥居までエミさんに車で迎えに来てもらった。いや~、がんばった!しみじみと幸せな山行でした。







- 2015/11/03(火) 22:52:34|
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家族で登ってきました。こんな標高の高いところまで車で行けるのに気が引けたが、家族に高山を体験させられるのは大きな魅力だ。
大弛峠 の駐車場はこの時期の休日はすぐ満車になると聞いていたのでテントで前泊した。16時頃到着すると一番いい場所に駐車できた。
設営を終え宴会も無事済み、テントの中でUNOもして明日への英気を養えたので21時頃就寝。ところが夜半から風が強くなってきた。山荘のおやじさんに 「明日は風速20mの予報が出てる。子供が飛ばないよう気を付けて」 と言われていた。予報通りかぁ。。
風はどんどん強くなり気温もぐんぐん下がる。燕岳の悪夢を思い出す。しかし森の中なのでツェルトが飛ばされる気配はなかった。しかし寒い。
ほとんど眠ることもできず朝を迎える。風はますます強くなっていた。寒すぎてとてもじゃないが炊飯ができないので
車に避難 。ちょっと危険な気がしたが車内で米を炊き肉を焼き茶を沸かした。生き返った。朝日が車内に差し込むと途端に温室に。天国。
このまま 「じゃ帰るか」 という気になったが、どんどん登山客が登り始めているのを見て奮起した。ちなみに7時前には駐車場は満車になっていた。さすが!
登山開始後も風はやむ気配がない。普段だったら15分も歩けばTシャツ、頭はタオルという姿になるが、今日は全く服が脱げない。風のせいで体感気温はググンと低い。森の中はまだしも稜線ではリューゾーはほんとに飛んでしまうんじゃないかと思った。しかし風のおかげか雲ひとつなく、チリもひとつもないような宇宙を感じる晴天に恵まれた。こんなお手軽にこの景色を見られるんじゃ人気があるわけだ。もう写真撮りまくり。富士山は道中見えっぱなしで何枚も何枚も撮ってしまい、後で見たら
富士山の写真 だらけだった。
金峰山山頂 で家族写真を撮ってもらう。最初にお願いした人の写真は 「空の写真?」 、なのでちょっと間をおいて写真の上手そうな人に再度お願いしていい写真を撮ってもった。どちらの写真もいい記念です。
山頂で
五丈石 をバックに今開発中の
<ロールアップテーブル> の撮影などしつつ、朝飯の残りにいろいろな残り物とウィンナー、卵スープの素などを混ぜた雑炊を作る。美味すぎて涙が出た。
そう、車で峠に来る道中見た五丈石にワシは心を奪われた。なんたる存在感、なんたる異物感、、とても自然にできたものとは思えない。早く会いたい一心で歩いてきた。そしてここでこの石を目の前にした時の第一印象は 「思いのほか小さい、、」 だった。遠くで見た方が美しかったし、神がかっていた。それでもこの場所にあの造作はやはり異彩を放つものだった。
帰る頃には風もだいぶおさまり汗ばんできた。午後の光が差し込む森のなんと美しいことか。やはり写真を撮りまくってしまったが、後で見るとつまらない森の写真ばかりだった。肉眼に焼きつけるしかないんだな。
そしてほぼコースタイム通りリュウゾーも飛ぶことなく無事戻ってきた。あとで聞くと今朝の気温-2℃、
最大瞬間風速27m/s だったそう。-10℃くらいには感じた。ツェルトの限界を感る山行だった。いいテント買おう!





- 2015/10/26(月) 21:05:31|
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燕岳 に登ってきました。山荘のテント場でツェルト泊したのですが、なかなか過酷な一晩でした。
氷点下4℃+風速毎秒17m 。この状況でツェルトでも大丈夫だということが分かりました。山荘の方が心配して夜中に2回くらい見に来てくれたそうです。あとで知りました。ご心配かけました。ありがとうございます。
そのおかげか、翌朝は感激の景色が広がっていました。うっすらと高山植物に積もった雪。そしてキラキラと朝日を反射する北アルプスの峰々。美しかったです。
そんな中を燕岳山頂まで登ってきました。感激です。一生この風景は忘れないでしょう。
ヤジマさん、ジュンコさん、マキちゃん。連れて行ってくれてありがとうございましたm(_"_)m




- 2015/10/09(金) 21:03:56|
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久々に
北アルプス 行きたいなぁ、と思って地図を引っ張り出してきたら
29年前 のものだった。高校のワンゲル時代のだ@@ さすがにこれで計画するのは怖いので早速アマゾンで購入した。
あの頃は先輩のお下がりの革登山靴と
キスリング で登ったっけなぁ。足も肩も壊れるんじゃないかってくらい痛くて泣き言いったら
「身体を道具に合わせろ!」 と一喝。そういう時代だったよね。
昭和は遠くなりにけり。
- 2015/10/01(木) 20:50:14|
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ワシが高校のワンゲル部で登って以来の
乾徳山 に登ってきた。29年ぶり!
クサリ場があるのは覚えていたが、こんなに命の危険満載の山だった記憶はなかった。6歳児を連れて行く山ではもしかしたらなかったかも。。しかしリュウゾー、やり遂げました。メンタル強し!父は心の底から嬉しい(T_T)
タイゾーはまるで天狗のように身軽だった。ひざが痛くてひーひー言っていたワシなどもうとっくにライバルではなかった。
地下足袋兄弟 、道行く登山者に褒められまくって、恥ずかしがりながらも得意げだった。エミさんが以外にもこういう場所で生き生きしていたのが新鮮な驚きだった。
道中コンビニは一軒もなかったけど、山梨名物
「ハッピードリンクショップ」 に助けられました。そこらじゅうにありました。







- 2015/06/07(日) 23:05:36|
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