
まいった。ホントにまいった。
心のこんなに深いところを、こんなにもまさぐられた事は今までなかったんじゃないだろうか。
登場する子供たちがうちの子たちと歳が近いから感情移入しないわけにはいかなかった。こんなこと今まで考えたこともないけど、実際あるんだよね。自分に置き換えて考えざるを得なかった。今ではほとんどないだろうが、戦時中や、昭和40年代くらいまではよくあったらしい。もしかしたら海外ではまだたくさんあるかもしれない。
「自分だったらどうするだろう????」かなり真剣に考えながら読み進んだが、迷った自分が愚かだった。この話では怒りをぶつける対象がいるから複雑だが、どんな経緯でももしこんな状況になったとしても迷う余地はないな。。。。当事者になったらどうかな?????分からんな??????
とにかく泣いた。いやっっちゅうくらい泣いた。そして体中の毒が流れた様に気持ち良くなった。
自分に子供がいなかったらこんなに泣いただろうか?泣かないだろうな。
椎名誠さん の
『岳物語』 も独身の時と子供ができてから、どちらでも読んだが、まったく訴ええるものが違った。
うちの子二人はどう見ても実の子だが、もう読み終わったら早く会いたくなってしまった。早く帰ってこーい!
『そして父になる』
- 2013/10/11(金) 14:01:48|
- 雑記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0