
関東に接近する台風では
10年に一度の規模 と散々脅かされていたので昨晩から浮き足立ってしまった。最近の天変は必ずと言っていいほど日本列島のどこかに深い傷跡を残していくから、今回も気が気ではない。
小学校も臨時休校。子供たちは大喜びだが外は台風接近に伴いどんどん風が強くなる。確かに今回の風はいつもより強烈だ。ただ、雨がそれほど激しくないのが救いだ。
エミさんは大したもんだ。こんな日に子供とうまく時間を過ごすアイデアがすぐ沸く。今日は
手打ちうどん作り を始めた。楽しそう。ワシも踏み踏みさせてもらった。

昼は暴風の爆音をBGMに、子供たちが作った
天ぷらうどん 。を食った。麺棒で伸ばして包丁で切ったのも子供たち。ずいぶん上手に切れてるじゃないか!そして味も最高!!
コシ が半端ではなかった。子供たちの外で発散できないエネルギーが全て踏み踏みに注がれ、このコシを生んだのだな。絶品!
台風一過の午後。急速に空は晴れ信じられないような青空に。また一段と秋が深まったようだ。子供たちを河原に連れ出しエネルギー発散させる。透明感あふれるこんな光の時はどこにカメラを向けても美しい写真が撮れる。興奮してシャッターを切りまくる。子供たちもこの宇宙的快晴の中、ヤツらなりに気持ちの高揚を表現していた。それはもっぱら増水した川に石や流木を投げることである。

今回は奥多摩では何事もなく一安心だったが、伊豆大島では大変な被害が出てしまったようだ。台風の進路が北にあと100kmほどずれていたら、もしかしたら奥多摩に
観測史上初 の降水があったかもしれない。
800ml/日、122ml/時 、、、想像を絶する。2007年の台風でさえ、降り始めからの
累積雨量は760ml(約1週間) だった。それであの被害だ。想像するだけで恐ろしい。
(2007年9月7日『日報』参照 →
[コチラ] )
この青空も素直に喜べなくなる。
- 2013/10/16(水) 23:51:39|
- 奥多摩のこと
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