
今年もユンボマンが来てくれた。川の水量が減り天気が安定する冬期に砂利を採りにくる。彼らを見ると冬の訪れを感じる。
今年はそれほど砂利が増えなかったので来ないかと思っていたが、先月の大雨で川が増水し相当川底が上がった。カヌー練もしずらいし、このままでは来年夏の川遊びに影響する。こんな浅くては飛込みが出来ないなぁ、と憂えていたら来てくれた。
そもそも白丸ダムがなければ砂利が溜まることもない。ユンボマンに仕事を依頼しているのはダムの持ち主、東京都交通局。自分でダムを作って砂利を溜めて、その砂利を除去しているのだから世話ない。そうまでしてもダムがあったほうがいい理由は、それ以上に儲かるから。白丸ダムは発電用のダムで、都内の地下鉄用に電気を供給している。
昔は目の前の川も今より15m近く下を流れる深い渓谷だったそう。日本画家
川合玉堂 もその渓谷に魅せられ、白丸周辺の渓谷を多数作品に残している。そしてその渓谷に山で切り出した木材を筏に組んで流し木場まで運んでいた、と言うから水量もあったのだろう。カヌー・ラフト天国である。惜しい。
あのユンボ、ワシも欲しい。一台持っててもいいかもしれない。
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- 2010/12/08(水) 15:37:47|
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