【オイルフィニッシュの無垢材家具のお手入れ】
我が家で丸5年使っているタモ材のテーブルです。毎年夏と冬にお手入れをします。なぜなら「家を数日空けるから」です。
植物性のオイルは有機溶剤の塗料やワックスに比べ乾燥が遅いのが難点です。最近は100%植物性のオイルでも乾燥の早い物が出て来て、ちょっと前に比べると格段に作業性が良くなりました。エミケンで使っている「ESHA」も made in Japan の優秀な植物性オイルです。
それでもやはり「塗ってすぐ食事」というわけにはいかず、夏場で丸一日、安全を期して二日。冬場はその倍は乾燥に時間をかけたいところです。そこで我が家では、冬は大晦日からお正月の実家めぐりにあわせ、夏は長期旅行にあわせテーブルのお手入れをしています。手順は以下の通りです。
①テーブルにたっぷりオイルを塗る。(我が家は直接ボトルからこぼします)
②240番の耐水性紙やすりを「あて木」にあて、ペースト状の削りかすが出るまで木目に沿って研磨。
③30分ほど放置して木目に沿って「から拭き」。
④何も載せず放置。
写真のように、きれいに見えてもテーブルはこんなに汚れています。表面の薄皮を一枚削り取った感じです。これで新年からきれいなテーブルで食事ができます。
無垢の家具はお手入れ次第でどんどん味わい深くなります。面倒くさがらずに是非お試しください!


- 2016/01/09(土) 20:46:14|
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