ナイフを仕上げた。ベルトサンダーで荒削りし、紙やすりで研磨。最後につばき油を塗って完成。ローズウッドに油を染み込ませた瞬間、別物の様な、金属的、いや石の様な艶が出て、それは息をのむような美しさになった。もっとしつこく研磨すればもっともっと美しくなるのだろう。
ナイフ作りが一本で終わらない理由が分かった気がする。ひとつ仕上げると課題が必ず出てくる。 「次はもっとこうしたい」「もっと美しく仕上げたい」 。。今回も若干柄が細身で、握った時の豊満感が今ひとつ感じられず 「もうちょっと太くしたい」 という欲求が出た。
「獣をさばく」 という用途で考えるとくるくる取り回しが出来、調子は良さそう。これはこれで超気に入った。
次回はブッシュナイフ的なゴツいナイフを作ってみたい。その前にコイツのサヤを作らなければ。



- 2017/10/23(月) 18:51:58|
- 鉄砲
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