子供たちと川原で遊んでいると何やら大型の動物が川を泳ぐのが目に入った。目を凝らすと鹿だった。鹿が泳ぐ姿はこの辺では良く見る光景だが、みていると対岸に渡る様子はなくずーっと下流に向かって泳いでいる。

この冷たい川でなんでそんなに泳ぐのだろう?とちょっと気にしていると、対岸の藪から犬の鳴き声が。みると首にアンテナがある。
猟犬 だ!

なるほど。鹿は犬に追いかけられて進退窮まり川に飛び込んだのか。なるべく遠くに逃げようといつまでも泳いでいたわけだ。猟犬はしばらく未練の目で眺めていたが、あきらめて山に戻っていった。
すべてを見ていて相当に血が騒ぐのを覚えた。そして猟犬のなんとかっこいいことか、あの筋肉、斜面を駆け上る駆動力、一途な瞳。後で写真を見るとビーグルにも見えるが。
ビー造、トウチャン、変なもの見ちゃったようだな。明日から特訓だ!!
- 2012/02/05(日) 23:04:39|
- 奥多摩のこと
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