
今日は
父ちゃん日 。以前から子供たちと一緒に行きたいところがあった。町内のご近所なのだが今まで行ったことがなかった。 樹齢1000年の
『倉沢のヒノキ』 。生憎の雨だが、悠久の歴史に思いを馳せるにはむしろこんな天気がいいかもしれない。
車を止めて山道に入り、ヒョロヒョロした植林の森を歩く。雨も強くなり雰囲気はさらに陰陰滅滅。雨の森を歩き始めて20分くらいだろうか、前方からなんとなく圧迫感を感じ見上げる。ヒョロヒョロの木々の隙間の向うに見える黒い壁。木々の上に今まで見えていた灰色の空の代わりに覆いかぶさる黒い茂み。
どどーん という音がするような別次元の存在感でそのヒノキは現れた。
この瞬間の気持ちをなんと表現したらいいだろう。怖い、驚き、ゴメンナサイ、、、これが
畏怖畏敬 というものなんだろう。快感の部類です。
奥多摩は
巨樹 と呼ばれる木が日本一多いという。クセになってしまったこの快感を味わうためにあちこちの巨樹を訪ねたくなった。

おまけ。
『倉沢の30年街灯』 車を止めた近くにありました。かなり好きです。
- 2012/03/18(日) 23:02:08|
- 奥多摩のこと
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