
このホースの先に着けた
”穴を開けたミッキー缶” のおかげで、今日も工房が少しだけ快適になった。
工房には
集塵機 という掃除機のオバケみたいなものがある。人間の背丈よりも高い掃除機。ここから出るホースをあらゆる木工機械に接続して加工時の木屑を吸い取る。だから木工機械には大概
ホース取り付け口 がある。
しかし
昇降盤の縦挽き部 にはない。何言ってるか分かりにくいですね。まあいいや。ないくせにこの加工のときは盛大に木屑が舞う。屑というより木の粉状だから、工房中まんべんなく舞う。
そこで集塵機のホースを丸ノコ直下にヒモでぶら下げていた。かなり調子よく木粉を吸い取り、舞うのを減らすことはできた。しかしたまに切り落とした
木片 まで吸い込んでしまう。吸い込まれた木片は、勢い良く集塵機の心臓部にある
プロペラ にもの凄い音と共に激突する。まるでブラックホールに星が吸い込まれる時に最後にX線だかなにかを盛大に放出するよう。何度も繰り返しては機械が無事でいられそうもない程の音。
そこで登場したのが
ミッキー缶 です。この缶の径がホースにぴったりだったときの喜びといったら!早速ボール盤で穴をたくさん開けて試運転。
極上!
- 2012/03/21(水) 23:48:51|
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