
タイゾーの小学校のとりくみでととても感心していることのひとつが、
「毎月ひとつ詩を暗記させる」 ことだ。暗記したら校長室に行き、校長先生の前で披露する。そして賞状をもらう。詩を覚えることも素晴らしいし、校長先生との距離が近いこともうらやましい。何度も言ってるが、ワシの小学校の頃は学年の児童数が400人以上いたので、校長先生に会う機会など皆無だった。
最初の頃、詩も短めで優しかったので、ワシも一緒になって覚えていた。詩を覚え、事あるごとに口ずさめるということは歌を歌う喜びと同じで、実に豊かな気持ちになる。「よーし!ワシも続けるぞー!!」と意気込んだが、最近は覚える詩も長くなり、内容も複雑。しかもひと月というのはかなりあっというである。いつしかすっかりやらなくなっていた。父ちゃんがまたひとつ四十の手習いを断念している間にも、タイゾーは精進していた。
そして今年最後
「12月の詩」 も覚えて賞状をもらってきた。なんでも3回くらいで覚えてしまい、クラスで一番に賞状をもらったとか。えー!!!この詩を3回で!!!驚愕した。日々の訓練と子供の脳みその柔らかさの前では「不可能」なんてことはないんだな、親が勝手にハードルを決めてしまってはいけないな、と強く思った。
それにしてもこの詩が実にいい。よし!辛い時は握りこぶしだな!笑顔もセットにしちゃおう!!
- 2012/12/09(日) 23:34:28|
- 子供のこと
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