CHERUBIM号 の
ギア からものすごい音がする。
キリキリキリ、、 と。見ると、歯が激しく減っていた。前の持ち主のひとこぎひとこぎが刻まれているようで、感慨深くなった。しかしこのままでは不便なので交換した。
CHERUBIM号を見渡せば、いたるところに前の持ち主の人柄が伺える。部品の選択、大事に酷使していた痕跡、、。とてもセンスが良く堅実な人であると思う。フレーム自体も
ハンドメイド工房 の作品。自転車を通じて前の持ち主、フレームビルダーと対話している気になる。いや、フレームのほうはメッセージを読み解けるほどこちらに知識がない。
古い家具 を修理するときにも同じような気持ちになる。とても心地よい。
ひとつひとつ手作りされたモノには必ず
作り手の気持ち が入っている。エミケンの家具も、いつどこで誰にのぞきこまれても恥ずかしくないよう、ますます気持ちを込めたくなった。
- 2013/05/17(金) 22:24:48|
- 自転車
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