
今話題の
百田尚樹さん 、読んでみました。600ページもある分厚い本なのに、読むのが遅いこのワシが二日で読んでしまった。面白かった。そして考えさせられた。
宮崎駿さんの映画もあり、最近にわかに
『零戦ブーム』 な感じがする。ワシが小学生のころは今よりもかなり太平洋戦争が身近だった。軍歌をうたってるオヤジもそこらじゅうにいた。そのせいか 『戦争ごっこ』 みたいな遊びもよくしたし、零戦や軍艦にあこがれてプラモデルを作ったりもよくした。
『戦国自衛隊』 という映画の影響で一時期本気で「自衛隊に入りたい」と思ったこともあった。小学校の「将来の夢」みたいな作文で
「自衛隊に入って日本を守ります!」 と書いたこともある。この時担任が「できたらほかの夢を書いてくれないかな」みたいなことを言った。この時のワシにはこの担任の真意がよく分からなかったが、今思うと完全に自衛隊や愛国心に対する偏見があったような気がする。東日本大震災の時の働きを引き合いに出すまでもなく、彼らがどれだけ日本に貢献してることか。自衛隊に入りたいという子供がいたら、自衛隊の正しい知識を教えるのが教師の役目だろ。「軍国主義下の愛国心」と「国を愛する心」の違いをしっかり教えるのが教師の仕事だろ。
国防軍の創設、憲法9条の改悪(決して「改正」ではない)、集団的自衛権行使、などなど、今の政権は危険なにおいがプンプンしている。核兵器の非人道性を訴える共同声明に署名しなかったのもショックだった。こんな時期に戦争のことを深く考えさせてくれる映画や小説がヒットしている。たまたまではない気がする。ワシはどんな理由でも戦争はいかんと思うし、絶対に子供を兵隊にしたくない。原爆も絶対ダメだ!
安倍さんも読んだかなぁ。
- 2013/08/06(火) 23:13:40|
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